江綱村(読み)えつなむら

日本歴史地名大系 「江綱村」の解説

江綱村
えつなむら

[現在地名]吉見町江綱

前河内まえごうち村の西、市野いちの川左岸の低地にある。村域は南下する旧荒川筋が東へ屈曲する辺りを占め、集落は自然堤防上に発達している。地内には元亨三年(一三二三)、観応元年(一三五〇)、文和二年(一三五三)、貞治五年(一三六六)の板碑がある。天文七年(一五三八)足利義明・里見義尭らが下総国国府台こうのだい(現千葉県市川市)で小田原北条氏に敗れたため、足利・里見方にくみした江綱村の武士が七名、ここに帰農したという(「覚書」小高文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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