沈冥(読み)ちんめい

精選版 日本国語大辞典 「沈冥」の意味・読み・例文・類語

ちん‐めい【沈冥】

〘名〙 (形動) 静かで奥深いこと。人目につかないでひっそりとしていること。また、そのさま。
※蕉堅藁(1403)山居十五首次禅月韻「嬾拙無堪世事労、沈冥高臥興滔々」
※各人心宮内の秘宮(1892)〈北村透谷〉「第二の秘宮は常に沈冥にして無言」 〔謝霊運‐登石門最高頂詩〕

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普及版 字通 「沈冥」の読み・字形・画数・意味

【沈冥】ちんめい

ひっそり。

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