沖縄戦後の住民居住地区

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沖縄戦後の住民居住地区

沖縄県恩納村・村誌編さん室の清水史彦しみず・ふみひこ氏によると、普天間飛行場やキャンプ瑞慶覧ずけらんなどの米軍基地がある沖縄本島中南部では1945年の沖縄戦後、住民の自由な居住は認められず、米軍の指定地域(住民キャンプ)に限定された。米軍施設の建築禁止区画に隣接する集落では、住民らは米軍による焼却を免れた民家テントなどで密集生活を送っていた。沖縄戦前は800人前後だったこの集落に、米軍上陸後は1万人が収容されていたという史料もある。(ワシントン共同)

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