河井夫妻の公選法違反事件

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河井夫妻の公選法違反事件

2019年の参院選広島選挙区を巡り、河井克行元法相が地元議員ら100人に現金計約2870万円を渡し、集票を依頼したとする事件。東京地裁は21年6月、元法相に懲役3年、追徴金130万円の実刑判決を言い渡し、後に確定した。参院選に立候補した妻案里あんり氏は一部を共謀したとして、執行猶予付きの有罪が確定し、当選無効となった。地裁は判決で、元法相が事件を主導したと認定した上で「刑事責任は重く、同種の選挙買収の中でも際立って重い部類に属する」と指摘した。

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