河内馬飼御狩(読み)かわちのうまかいの みかり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河内馬飼御狩」の解説

河内馬飼御狩 かわちのうまかいの-みかり

?-? 6世紀前半の人。
継体天皇23年(529)朝鮮の任那(みまな)にわたり,任那と新羅(しらぎ)の和解交渉にあたった近江毛野(おうみの-けの)の従者。新羅兵をなぐるまねをしたことから新羅使伊叱夫礼智干岐(いしぶれちかんき)が任那の4村を略奪してかえってしまった。24年召還に応じなかった毛野弁明のため帰国した。氏は河内母樹(おものきの)馬飼とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android