河原田町(読み)かわらだちよう

日本歴史地名大系 「河原田町」の解説

河原田町
かわらだちよう

[現在地名]日野町大窪おおくぼ 河原田町

清水しみず町の南、日野大窪町の中央南端に位置、古くは杉杣すぎぞま町といい、中世に杉杣郷と称された北東はやし村・しよう村から住人が移住して成立した町という(蒲生旧趾考)。城下町割では当町の辺りに南方町の一として杉杣町の町名がみえる。天文一四年(一五四五)頃に領主蒲生定秀が日野川の流路付替えを行うまでは、当町の南側を同川が流れていた。その後、旧流路は開田されたようで町名もこれに由来すると思われる。延宝七年(一六七九)から日野大窪町大窪組に所属。正徳五年(一七一五)の三町絵図ではほん町通の上大窪町・大窪町境から南へ延びる道の南辺に町名がみえ、またこの通りの南端では東側が当町分、西側は木津きづ村分となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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