日本歴史地名大系 「河合中村」の解説
河合中村
かわいなかむら
- 兵庫県:小野市
- 河合中村
慶長八年(一六〇三)一〇月高木善右衛門は姫路藩主池田輝政から「河合之中村」の内で三〇〇石など、都合八〇〇石を与えられている(「高木間家譜」鳥取県立博物館蔵)。慶長国絵図には中村とみえる。寛保二年(一七四二)幕府領となる(正保郷帳、「寛文朱印留」、貞享元年「本多忠国領知目録」本多家文書、寛延四年「酒井忠恭領知目録」酒井家史料など)。宝暦一三年(一七六三)三卿の清水領、寛政五年(一七九三)幕府領、文政七年(一八二四)再び三卿の清水領、安政二年(一八五五)幕府領となり、慶応元年(一八六五)陸奥会津藩領となる(以上「三枝五郎兵衛由緒書」三枝家文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報