河漏麺(読み)かろうめん

精選版 日本国語大辞典 「河漏麺」の意味・読み・例文・類語

かろう‐めん【河漏麺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国河漏という船着場茶店で、たくさん売っていたところから ) 小麦粉またはそば粉をこね、箱形容器底板に小さい穴をあけたものから、煮たっている鍋の中へ押し出して作ったうどん様のもの。日本では、蕎麦(そば)のことをいった。蕎麦切り。かろう。
    1. [初出の実例]「話間晷移、捧河漏麺至。蕈為羹。皆芳潔適口」(出典:徂徠集(1735‐40)一五・峡中紀行・下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 ソバ

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む