沸石質堆積物(読み)ふっせきしつたいせきぶつ

最新 地学事典 「沸石質堆積物」の解説

ふっせきしつたいせきぶつ
沸石質堆積物

zeolitic sediment

遠洋性堆積物のなかで沸石を5%以上含むもの。5~10%のものを亜沸石質粘土(zeolite rich clay),10%以上のものを沸石質粘土(zeolitic clay)と呼ぶ。太平洋では十字沸石(phillipsite)が最も広範に分布するが,大西洋の深海では十字沸石は皆無に近く,輝沸石(heulandite)や単斜プチロル沸石が最も普遍的にみられる。十字沸石は火山岩などの海底風化生成物に由来し,単斜プチロル沸石は珪藻などの骨格のシリカが重要な材料を提供していると考えられている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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