油砂(読み)ユサ

関連語 名詞 平井

最新 地学事典 「油砂」の解説

ゆさ
油砂

oil sand

粘性が高く外的エネルギーを加えなければ流動しない炭化水素を含む砂・砂質岩。広義には岩質を問わず,炭酸塩岩・凝灰岩にも適用。露出した油層または地表付近の油層から揮発分が失われたもの。鉱床になるものはオイルサンドと呼ぶ。含有する油の性状に応じてオイルサンド・ビチューミナスサンドに分け,アスファルト化したものは特にタールサンドという。油分の回収には,深度が浅く経済性がある場合は砂ごと採掘して油分を抽出する地表採掘法が採られ,カナダで稼行地層加熱により油分の粘性を下げて坑井から回収する原位置法は研究段階。主な鉱床はカナダAthabasca・Cold Lake, 旧ソ連Melekess。ベネズエラのOrinoco超重質油鉱床を含めた原始埋蔵量は3,000億kL以上。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「油砂」の意味・わかりやすい解説

油砂
ゆさ

「オイルサンド」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の油砂の言及

【オイルサンド】より

…油砂,タールサンドtar sandともいい,通常の原油採取すなわち流動採取による方法では採収できない重質油を含む砂あるいは砂岩をさす。同様な高粘度重質油をヘビーオイルと呼ぶ場合があるが,これは比重API10~20゜,粘性100~1万cpであり,オイルサンドはそれより重く粘性も高いビチューメンである(1982年のUNITARコンファレンスの定義)。…

※「油砂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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