鋳物砂(読み)いものずな

百科事典マイペディアの解説

鋳物砂【いものずな】

型砂とも。鋳型を作る砂。粘土分をほとんど含まない天然または人工のケイ砂および川砂,ある程度粘土を含む山砂などを使用。ガス放散のため通気性が大で,高い耐火性と適度な成形性,耐圧性が必要。
→関連項目鋳物工業

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世界大百科事典 第2版の解説

いものずな【鋳物砂 molding sand】

鋳型を構成する砂(粒)の総称。鋳型は鋳造された金属に所定の形状,寸法を与えてそのまま凝固させるものである。したがって鋳物砂として具備すべき条件としては,(1)鋳造された金属に対して十分耐熱性があり,鋳物に悪影響を及ぼさない,(2)鋳型としてつくりやすく,しかも適度な硬さ,強さがあり,通気性がよい,(3)反復使用でき,安価である,などが挙げられる。これらの条件を備えた砂粒として次のようなものがある。(1)山砂 ケイ砂と粘土鉱物が天然に混在したもので,そのまま,あるいは粘土分を調整して鋳物砂として使う。

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大辞林 第三版の解説

いものずな【鋳物砂】

鋳型をつくるのに用いる砂。粘土分を含む天然砂を用いることが多い。通気性・耐火性がよく、成型しやすいことが条件。

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世界大百科事典内の鋳物砂の言及

【鋳物】より

…(2)鋳型による分類 砂型,金型,特殊鋳型の三つに大別される。 まず砂型は,ケイ砂に粘結剤として粘土分を加え,水分を与えて粘結力をもたせた砂(鋳物砂という)を使う生型(なまがた)(生砂型),およびそれを炉で乾燥させて使う乾燥型が昔から使われてきた。近年,粘土分の代りに,水ガラス,セメント,合成樹脂などの無機質,有機質の粘結剤を使い,触媒などの作用で短時間で硬化させる自硬性鋳型が種々開発されている。…

※「鋳物砂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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