精選版 日本国語大辞典 「油磨」の意味・読み・例文・類語 あぶら‐みがき【油磨】 〘 名詞 〙① 金属や木材などに、つやを出すため、油をつけて磨くこと。[初出の実例]「其の蛇の有りけるしたの裏板は、あぶらみがきなどをしたるやうにて、きらめきたりけり」(出典:古今著聞集(1254)二〇)② 油でみがいてつやを出した板で張った床。[初出の実例]「御評定始〈略〉御評定所は十五間、中は油磨紫縁之御畳廻敷にて」(出典:鎌倉殿中以下年中行事(1454か)正月十一日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例