沼マンガン鉱(読み)ぬまマンガンこう(英語表記)bog manganese ore

岩石学辞典 「沼マンガン鉱」の解説

沼マンガン鉱

塊状非晶質の暗褐色または黒色のマンガン鉱石で,酸化マンガンと他の酸化物混合からなる様々な組成をもつ.これは沼地または湿っぽい沼沢地域に形成される.普通は銅,炭酸塩珪酸など他の鉱物や水を含んでいる.非常に柔らかいか硬く緻密である[Hatch, et al. : 1971].マンガン土(wad)は同義

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android