岩石学辞典 「マンガン土」の解説 マンガン土 非晶質または潜晶質の酸化マンガンで,残留鉱床として産出する.あるマンガン土はコロイド状で多くの元素を吸着しており,そのため組成は変化する[Park & Macdiarmid : 1964].マンガンの酸化物,水酸化物を主成分とする黒色土状あるいは塊状の物質に付けられた野外の一般名である.風化作用,湖底堆積物,浅海堆積物,温泉沈殿物などとして産する.粉末状から緻密で硬いものまで様々である.沼マンガン(bog manganese)と同義. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンガン土」の意味・わかりやすい解説 マンガン土マンガンどwad マンガンを主成分とする土状物質。マンガンは酸化物や水酸化物となり,鉱物としてはおもに軟マンガン鉱,硬マンガン鉱である。軟らかく黒色を帯び,比重 2.8~4.4。風化作用,湖底や浅海の堆積作用でできる。世界各地に産する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by