沼田藤次(読み)ヌマタ トウジ

20世紀日本人名事典 「沼田藤次」の解説

沼田 藤次
ヌマタ トウジ

明治〜昭和期の編集者,教育家



生年
明治14(1881)年10月22日

没年
昭和11(1936)年1月29日

出生地
兵庫県神崎郡中寺村

学歴〔年〕
国民英学会〔明治38年〕卒

経歴
神戸聚美学館に学ぶ。ついで国民英学会に進み、明治38年卒業して教育学術研究会で藤井健次郎指導を受け、同文館に入って「教育学術会」「日本家庭」の編集に当たる。39年博文館に移って「少女世界」の主筆となり笠峰と号した。大正10年辞して以降は頌栄高等女学校で教鞭を執り女子教育に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沼田藤次」の解説

沼田藤次 ぬまた-とうじ

1881-1936 明治-昭和時代前期の編集者,教育者
明治14年10月22日生まれ。同文館で「教育学術会」「日本の家庭」の編集にあたったのち,明治39年博文館にうつって「少女世界」の主筆。大正10年以降は頌栄高女でおしえた。昭和11年1月29日死去。56歳。兵庫県出身。国民英学会卒。号は笠峰。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android