デジタル大辞泉 「泊木」の意味・読み・例文・類語 はつ‐き【▽泊木】 枝のある2本の木を柱とし、これに竿や縄などを掛け渡し、物を干すようにしたもの。はて。はさ。「麻手ほす―の枝にゐる百舌もずの静かならばや賤しづが庵いほまで」〈拾玉集・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「泊木」の意味・読み・例文・類語 はつ‐き【泊木】 〘 名詞 〙 枝のある木二本を柱にして竿(さお)や縄などを掛け渡し、物を掛け乾すもの。いなぎ。はで。はさ。はでぎ。[初出の実例]「漁人の庵ども、数多懸けて乾す。はつき、つきく藻乾したり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例