泊木(読み)ハツキ

デジタル大辞泉 「泊木」の意味・読み・例文・類語

はつ‐き【泊木】

枝のある2本の木を柱とし、これに竿や縄などを掛け渡し、物を干すようにしたもの。はて。はさ。
麻手ほす―の枝にゐる百舌もずの静かならばやしづいほまで」〈拾玉集・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「泊木」の意味・読み・例文・類語

はつ‐き【泊木】

  1. 〘 名詞 〙 枝のある木二本を柱にして竿(さお)や縄などを掛け渡し、物を掛け乾すもの。いなぎ。はで。はさ。はでぎ。
    1. [初出の実例]「漁人の庵ども、数多懸けて乾す。はつき、つきく藻乾したり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)

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