出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…野獣を捕獲する人を意味するが,日本の中世には漁業を営む人にもこの文字をあて,いずれも〈りょうし〉と呼んだ。両者は近代まで混用されており,区別する必要がある場合は,野獣を捕る者を狩人,川魚漁を川立ち,海魚・湖魚を捕獲する人を漁師または漁人といっていた。九州では〈りゅうし〉と発音して山猟をする者を区別し,あるいは山人(やまと)という。…
※「漁人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」