法亀寺(読み)ほうきじ

日本歴史地名大系 「法亀寺」の解説

法亀寺
ほうきじ

[現在地名]亀田郡大野町字向野

大野川右岸の丘陵地にある日蓮宗寺院。金言山と号し、本尊釈迦如来。「北海道志」巻一〇によると、函館実行じつぎよう寺の日隆が明治二年(一八六九)創立したという。「寺院沿革誌」では嘉永二年(一八四九)大野村の中村金兵衛が実行寺一五世金子日能を開基に、東下町に一庵を結んで法亀庵と称したのに始まるとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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