日本歴史地名大系 「大野町」の解説
大野町
おおのまち
〔中世〕
古代には加賀郡に属したとみられ、同郡大野郷(和名抄)の遺称地。中世には郷名を継ぐ」とみえ、白山本宮に水引幕を上納し神人を称した紺掻業者の集住地にあげられ、宮腰と同様に銭で代納していた様子がうかがえる。応安二年(一三六九)一二月日の得江季員軍忠状(得江文書)に大野宿、同五年六月日の室町将軍家御教書案(臨川寺重書案文)に大野庄湊がみえる。大野宿は当地であろうが、大野庄湊は犀川・大野川両河川河口の湊を総称したものと解されている(→大野庄)。永享九年(一四三七)五月七日、大野湊住人彦左衛門茂重は大野庄内の
光寺の代坊主大野の善明が上番している。
大野町
おおのまち
- 大分県:大野郡
- 大野町
郡北部に位置し、北は
大野町
おおのちよう
大野町
おおのちよう
- 北海道:渡島支庁
- 大野町
昭和三二年(一九五七)一月大野村が町制を施行して成立した自治体。渡島支庁
大野町
おおのまち
大野町
おおのちよう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報