波多野義景(読み)はたの よしかげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「波多野義景」の解説

波多野義景 はたの-よしかげ

?-? 平安後期-鎌倉時代武士
波多野遠義の子。嘉応(かおう)元年(1169)兄義通から相模(さがみ)(神奈川県)波多野荘北方をゆずりうける。文治(ぶんじ)4年同地の領有をめぐり三浦一族の岡崎義実(よしざね)と源頼朝の前で対決。5年頼朝の奥州攻めにくわわる。建久6年東大寺大仏殿供養で頼朝の随兵をつとめた。通称五郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android