波多野義景(読み)はたの よしかげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「波多野義景」の解説

波多野義景 はたの-よしかげ

?-? 平安後期-鎌倉時代武士
波多野遠義の子。嘉応(かおう)元年(1169)兄義通から相模(さがみ)(神奈川県)波多野荘北方をゆずりうける。文治(ぶんじ)4年同地の領有をめぐり三浦一族の岡崎義実(よしざね)と源頼朝の前で対決。5年頼朝の奥州攻めにくわわる。建久6年東大寺大仏殿供養で頼朝の随兵をつとめた。通称五郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android