コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

そうめん そうめん

3件 の用語解説(そうめんの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

そうめん
そうめん

小麦粉に食塩と水を加えて練り,綿実油などを塗り込みながら伸ばして線切りにし,天日で乾燥したもの。機械そうめんと手延べそうめんがある。機械そうめんは製めん機械を用いて乾めんと同様につくり,最後の切出しのとき幅 0.6~1.2mmの線状にする。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉プラスの解説

そうめん

古典落語の演目のひとつ。「丈長そうめん」とも。上方では「そうめん食い」と題する。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

そうめん
そうめん / 素麺

小麦粉でつくる細い乾麺。初めの名前は「索麺(さくめん)」であるが、索の字を崩して書いたのが素の字とみられ、素麺と誤記したのがそのまま名称となったのである。中国から渡来したが、その時期は奈良時代とみられている。手延べそうめんと機械そうめんがある。後者は、うどんと同じ製法で、ごく細くつくったものをいう。手延べそうめんの製法は、小麦粉に塩を加えた水を注いで十分によくこね、一晩おく。麺棒で厚く延ばして円盤形にする。これを周囲から太い紐(ひも)状にぐるぐると切り、植物油を塗って桶(おけ)に入れ、しばらくねかす。この太い紐状に切ったものを、さらに植物油を塗りながら撚(よ)りをかけて延ばし、上下に延ばせる枠にかける。これを干し場に出し、上下に引き延ばしながら日光で干し、乾燥させたのち、一定の長さに切って束ねる。こうした操作を手で行うので、手延べそうめんという。手延べの操作で撚りながら延ばすと、そうめんの中心に細い穴ができる。日本農林規格(JAS(ジャス))では、製法および麺の細さや形状から「そうめん」と「手延べそうめん」に区分し規格化している。
 奈良の三輪(みわ)そうめん、大阪の河内(かわち)そうめん、兵庫の揖保(いぼ)の糸、淡路島(あわじしま)のそうめん、小豆島(しょうどしま)のそうめん、愛媛の五色そうめんなど各地に名産品がある。『毛吹草(けふきぐさ)』(1645)には、「山城(やましろ) 大徳寺蒸(むし)素麺、武蔵(むさし) 久我(くが)素麺、越前(えちぜん) 丸岡(まるおか)素麺、能登(のと) 輪島素麺、備前(びぜん) 岡山素麺、長門(ながと) 長府(ちょうふ)素麺、伊予 松山素麺」と出ている。
 手延べそうめんは寒いときに製造したものがよく、曲げてみてすぐに折れず、よくたわむものが良品である。できたてのものよりも梅雨期を経過したもののほうが味がよい。そうめん製造者の間で「厄」ということばがあるが、梅雨期その他なにかの関係で空気中の湿度が高くなると、そうめんは湿気を吸収し、酵素が働いてうま味が出る。しかし、管理がよくないと、かびたり、腐敗したりして品質が低下するので「厄」という。機械そうめんは、つくってからあまり日がたっていない新しいものが風味がよく、長く保存すると味が低下する。
 そうめんをゆでるには、深い鍋(なべ)に水を多く入れ、沸騰したら塩を加え、そうめんをほぐして入れ、蓋(ふた)をし、沸き上がったら水少々をさして箸(はし)でよくかき混ぜ、ふたたび沸き立ったら火を止め、冷水でさらす。冷しそうめんが一般的であるが、煮たのを「にゅうめん」という。薬味には、からしとミョウガ、ネギがあう。中華冷麺風の食べ方もある。そうめんは主として夏の食べ物とされている。[河野友美・多田鉄之助・山口米子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

そうめんの関連キーワード沙煎餅磯松風磯焼葛羊羹練り麹練歯磨き卵麺練り製品だんご汁製麵

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

そうめんの関連情報