デジタル大辞泉
「泣かせる」の意味・読み・例文・類語
なか・せる【泣かせる】
[動サ下一][文]なか・す[サ下二]
1 泣くようにさせる。「泣きたいだけ―・せる」
2 ひどい仕打ちをして、泣きたくなるほど苦しめる。「親を―・せるようなことはするな」
3 泣きたくなるほどの感動を与える。「人を―・せる話」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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なか‐・せる【泣】
- 〘 他動詞 サ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]なか・す 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 ( 動詞「なく(泣)」に使役の助動詞「せる」の付いたもの ) - ① 人が泣くようなひどい仕打ちをする。
- [初出の実例]「七千人の従業員と同数の株主を泣(ナ)かせ」(出典:真理の春(1930)〈細田民樹〉共同戦線)
- ② 泣きたくなるほど感動させる。感きわまらせる。
- [初出の実例]「人をなかする所あらば、無上の上手と知るべし」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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