泣男(読み)ナキオトコ

デジタル大辞泉 「泣男」の意味・読み・例文・類語

なき‐おとこ〔‐をとこ〕【泣(き)男】

葬式の際に雇われて大声で泣く役目の男。

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精選版 日本国語大辞典 「泣男」の意味・読み・例文・類語

なき‐おとこ‥をとこ【泣男】

  1. 〘 名詞 〙 激しく泣きたてる男。古く中国で、葬式の時に悲しみを添えるために雇われて泣く役の男。
    1. [初出の実例]「正成の智恵にすたらぬ泣男」(出典:俳諧・千代見草(1692))

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「泣男」の解説

泣男
(通称)
なきおとこ

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
潔楠噺 など
初演
安永3.11(大坂・小川吉太郎座)

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