最新 地学事典 「泥河湾層」の解説
ニーホーワンそう
泥河湾層
Nihewan Formation
中国河北省の桑干河流域にある陽原県と蔚県を主な分布地とする河成・湖成下部更新統。陽原県東部の泥河湾にちなんで命名。哺乳動物化石が多産。下部は主に砂質泥層や泥層,上部は砂質泥層・泥層・砂層。哺乳動物化石には,一部に鮮新世の残存要素を含む。淡水生魚類や貝形虫,花粉化石も産出。旧石器が産出するともいわれている。層厚は陽原県小渡口で約90m。古地磁気編年では3.0~1.5Ma,これより新しいとする見解もある。
執筆者:河村 善也
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

