泥絵の具(読み)ドロエノグ

デジタル大辞泉 「泥絵の具」の意味・読み・例文・類語

どろ‐えのぐ〔‐ヱのグ〕【泥絵の具】

胡粉ごふんをまぜた粉末状の絵の具。水に溶いて泥状にして用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「泥絵の具」の意味・読み・例文・類語

どろ‐えのぐ‥ヱのグ【泥絵具】

  1. 〘 名詞 〙 胡粉(ごふん)を混ぜた安価な粉末状の絵具で、水に溶き泥状にして使用するもの。色彩は不透明で濁っている。
    1. [初出の実例]「玉の上に泥絵具(ドロヱノグ)彩りしと何が何やら独り後悔慚愧して」(出典風流仏(1889)〈幸田露伴〉九)

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