デジタル大辞泉 「泫然」の意味・読み・例文・類語 げん‐ぜん【×泫然】 [ト・タル][文][形動タリ]涙がはらはらとこぼれるさま。さめざめと泣くさま。「二人相持して―として泣きしが」〈露伴・運命〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「泫然」の意味・読み・例文・類語 げん‐ぜん【泫然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 涙をはらはらと落とすさま。また、涙をこぼして泣くさま。[初出の実例]「撫二芳題一而遙憶不レ覚二涙之泫然一」(出典:懐風藻(751)序)「泫然(ゲンゼン)としてうち歎くがごとし」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)前)[その他の文献]〔礼記‐檀弓上〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例