デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「泰仙」の解説 泰仙 たいせん ?-? 平安時代前期の発明家。大安寺の僧。技工にすぐれ,水時計をつくる。その巧妙な出来栄えを嵯峨(さが)天皇に賞され,弘仁(こうにん)2年(811)還俗(げんぞく)し,外従五位下をさずかった。奇抜な機械だったが,誤差がおおきくて役にたたなかったという。俗名は阿牟人足(あむの-ひとたり)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例