泰山を挟んで北海を超ゆ(読み)たいざんをわきばさんでほっかいをこゆ

精選版 日本国語大辞典 「泰山を挟んで北海を超ゆ」の意味・読み・例文・類語

たいざん【泰山】 を 挟(わきばさ)んで北海(ほっかい)を超(こ)

  1. ( 「孟子‐梁恵王上」の「挟太山以超北海、語人曰、我不能、是誠不能也」による。太山(泰山[ 一 ][ 一 ]をこわきにかかえて北海(渤海湾(ぼっかいわん))を飛び越えるの意 ) 人間の力ではとうてい不可能であることのたとえ。
    1. [初出の実例]「筋力人に超へて、何なる大山を挟(ハサン)で北海を飛越(コユ)る共、容易(たやす)かるべきとぞ見たりける」(出典太平記(14C後)三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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