デジタル大辞泉 「渤海湾」の意味・読み・例文・類語 ぼっかい‐わん【渤海湾】 渤海西部の湾。北は灤河らんが河口、南は黄河河口を結ぶ線より奥をいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「渤海湾」の意味・読み・例文・類語 ぼっかい‐わん【渤海湾】 中国北東部、渤海西部の湾。北は灤河(らんが)、南は黄河の河口から奥の海域をいい、湾奥に天津市がある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「渤海湾」の意味・わかりやすい解説 渤海湾 (ぼっかいわん)Bó hǎi wān 中国沿岸の縁海の一つ。遼寧・河北・山東3省と天津市に接し,遼東半島と山東半島の間の渤海海峡によって黄海とへだてられる。古くより,華北と朝鮮,日本を結ぶ海上交通路として,政治・文化・経済の交流において重要な位置を占める。面積約8万km2,平均水深約20m。沿岸には遼東,渤海,萊州の三つの湾があり,渤海海峡には廟島群島が浮かぶ。遼河,海河,黄河の3本の大河川が流入,河口付近は浅海底をなし,とくに海河水系の天津付近では,しばしば海進・海退が見られた。エビ,グチなど水産物に富み漁業が盛んで,また長蘆塩田をはじめ沿海部では天日製塩が盛んである。執筆者:河野 通博 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by