洋行(読み)ヨウコウ

精選版 日本国語大辞典 「洋行」の意味・読み・例文・類語

よう‐こうヤウカウ【洋行】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 西洋に行くこと。欧米に渡航・留学すること。洋航
    1. [初出の実例]「二百八拾五名の華族をして尽く洋行せしめん事」(出典:新聞雑誌‐三四号・明治五年(1872)三月)
  3. 中国で、外国人の商店の称。
    1. [初出の実例]「日華洋行といふのは、雑貨を支那に輸出する店だといふ事を調べた外には、何の発展する事も無く」(出典:大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉四)
    2. [その他の文献]〔清会典事例‐戸部・関税・禁令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「洋行」の読み・字形・画数・意味

【洋行】ようこう

外国店。

字通「洋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android