洗革(読み)あらいかわ

精選版 日本国語大辞典 「洗革」の意味・読み・例文・類語

あらい‐かわあらひかは【洗革】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あらいがわ」とも )
  2. 白いなめし皮の表面を削って、もんで柔らかにしたもの。あらかわ
  3. あらいかわおどし(洗革威)」の略。
    1. [初出の実例]「修理挂甲一領料〈略〉洗革四半張」(出典延喜式(927)四九)
    2. 「夏は卯の花のかきねの水にあらひがは」(出典:虎明本狂言・鎧(室町末‐近世初))

あら‐かわ‥かは【洗革】

  1. 〘 名詞 〙あらいかわ(洗革)〔観智院本名義抄(1241)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む