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洛神賦図 らくしんふず Luò shén fù tú

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世界大百科事典 第2版の解説

らくしんふず【洛神賦図 Luò shén fù tú】

中国,魏の曹植の《洛神賦》(《文選》巻十九)を絵画化したもの。裴孝源(はいこうげん)《貞観公私画史》によれば,曹植から100年ほど下る東晋の明帝の制作になる《洛神賦図》が初唐の時点で存在していたという。現存するものの多くは,しかし,さらに降る東晋の顧愷之(こがいし)との伝称をもち,北京故宮博物院に2点,遼寧省博物館ワシントンD.C.フリーア美術館に各1点所蔵されているのを挙げることができる。そのいずれも宋(960‐1279)の時代の模本とされるが,六朝最大の画家である顧愷之の作風を考えるうえで不可欠のものである。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の洛神賦図の言及

【川】より

…馮夷(ふうい)の化身という黄河の神の河伯,それは西門豹の伝説で知られるように女性の人身御供を要求し,李冰の伝説にあらわれる江神も同様である。あるいはまた《洛神賦図》に描かれる洛水の神の宓妃(ふくひ),《楚辞》にうたわれる湘水の神の湘君と湘夫人などの女神たち。道教では〈水官〉とか〈水府〉とよぶ神々の世界を川のなかに想定して〈天官〉〈地官〉とともに三官と称し,五斗米道教団では水官の神々に文書をささげて病気の平癒を祈った。…

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