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洞天福地 どうてんふくちdòng tiān fú dì

世界大百科事典 第2版の解説

どうてんふくち【洞天福地 dòng tiān fú dì】

中国の道教で神仙の住むとされる名山勝境のこと。洞天は,壱中天と同じく,一つの限られた空間の中に全宇宙が存在するという考えから生まれたもののようであるが,同時に,それは地下の霊界とつながりをもった聖なる場としての〈洞窟〉に対する原始的な信仰にも基づくものであろう。この考えが唐代になって整理され,十大洞天,三十六小洞天,七十二福地の名が定められた。【稲畑 耕一郎】

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世界大百科事典内の洞天福地の言及

【太湖】より

…淡水漁業も盛んで,特に銀魚(しらうお)は有名。湖中には洞庭西山をはじめ,大小48の島があり,東から突き出る半島とともに秀麗な風景を呈し,道教の神仙が住む勝境(洞天福地)として著名で,江南有数の景勝地となっている。太湖石【秋山 元秀】。…

※「洞天福地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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