洞爺丸(読み)トウヤマル

デジタル大辞泉 「洞爺丸」の意味・読み・例文・類語

とうや‐まる【洞爺丸】

昭和22年(1947)に建造された青函連絡船の一。3898総トン。昭和29年(1954)9月26日、台風15号(洞爺丸台風)により函館港外で沈没乗客・乗員1100人余が死亡した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「洞爺丸」の意味・読み・例文・類語

とうや‐まる【洞爺丸】

  1. 旧日本国有鉄道の青函(せいかん)連絡船船名。昭和二九年(一九五四)台風一五号のために函館港で沈没。在船者一三一四人中一一五五人が死亡。その事件は世界海難史上、タイタニック号の事件に次ぐといわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android