連絡船(読み)レンラクセン

デジタル大辞泉 「連絡船」の意味・読み・例文・類語

れんらく‐せん【連絡船】

海峡・湖などの両岸を連絡し、乗客貨物を運ぶ船。

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精選版 日本国語大辞典 「連絡船」の意味・読み・例文・類語

れんらく‐せん【連絡船】

  1. 〘 名詞 〙 海峡や湾・湖などの両岸の陸上交通を連絡する船舶
    1. [初出の実例]「多度津通ひの連絡船が汽笛をならしながら帰って来る」(出典:児を盗む話(1914)〈志賀直哉〉)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「連絡船」の意味・わかりやすい解説

連絡船
れんらくせん

水域で隔てられた陸と陸を結び、旅客輸送、貨物や車両などの運搬に従事する船舶。河川水道の比較的狭い水域を運航する渡し船から、内海外洋に面した水道や海峡、隣接国との海峡など比較的長い航程の海洋を航行する耐航性の高い大型の海峡連絡船、旅客や貨物を積載した列車をそのまま運ぶ鉄道連絡船などがある。自動車交通の発達に伴って旅客と自動車を運搬するフェリーボートが普及し、多くの航路に就航するようになった。従来の連絡船もこれに含めて、フェリーボートと総称される。

岩井 聰]

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