函館港(読み)ハコダテコウ

デジタル大辞泉プラス 「函館港」の解説

函館港

北海道にある港。津軽海峡に面する。1953年4月設立。室町時代前期から利用されていた天然良港。安政の5か国条約締結により、横浜長崎とともに日本最初の貿易港となった。港湾管理者は、函館市。重要港湾(1951年1月指定)。港湾区域面積は、2,293ヘクタール。

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世界大百科事典(旧版)内の函館港の言及

【函館[市]】より

…1988年4月まで青函連絡船が出入りしていた北海道の表玄関であり,函館本線の起点で江差線が分岐し,国道5号,227号,228号,278号線などが通じ,函館空港もある。函館港は,その形から巴(ともえ)港とも呼ばれる天然の良港で,幕末の開港後は貿易港として発展し,外国船の出入りも多く,アメリカ,イギリス,ロシアなどの領事館も設置された。1869年政府は北海道開拓使出張所を置き,開拓使札幌本庁開設までの拠点とした。…

※「函館港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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