洞達(読み)どうたつ

精選版 日本国語大辞典 「洞達」の意味・読み・例文・類語

どう‐たつ【洞達】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とうたつ」とも ) ぬけ通ること。つらぬき通ること。見通すこと。
    1. [初出の実例]「法師周観、未浹辰、敷講莫洞達」(出典懐風藻(751)釈道融伝)
    2. [その他の文献]〔班固‐西都賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「洞達」の読み・字形・画数・意味

【洞達】どうたつ

深くさとり徹する。魏・康〔卜疑集〕(すなは)ち老(らうたん)(老子)の妙なるが如くして、玄を守り一をかんか。將(は)たの齊物の如く、變して放せんか。

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