津島御殿跡(読み)つしまごてんあと

日本歴史地名大系 「津島御殿跡」の解説

津島御殿跡
つしまごてんあと

[現在地名]津島市城之越町

元和四年(一六一八)七月二六日、尾張藩祖徳川義直が天王てんのう川沿いに造営した御殿。規模は「雑志」によると、御殿は東西桁行八間・南北梁行七間、上台所廊下は東西桁行三間・南北梁行六間、上台所は東西桁行八間・南北梁行五間、御広間は東西桁行七間・南北梁行六間、御広間廊下は南北垂木五間半・東西桁行一間、御鎗間は南北桁行五間・東西梁行三間半、御広間より下台所廊下は東西桁行二間・南北梁行二間、御玄関は東西桁行九尺・南北梁行三間、下台所は東西桁行五間・南北梁行四間、御風呂屋廊下は桁行南北三間・梁行東西一間、御風呂屋は東西桁行四間半・南北梁行二間半、御鷹部屋は桁行折廻し十九間・梁行一間、御厩は南北桁行五間・東西梁行二間半である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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