津涯(読み)しんがい

精選版 日本国語大辞典 「津涯」の意味・読み・例文・類語

しん‐がい【津涯】

  1. 〘 名詞 〙 水ぎわ。きし。船つき。
    1. [初出の実例]「否則雖六経、茫無津涯。瑣々訓詁、不以発明六経也」(出典語孟字義(1705)下)
    2. [その他の文献]〔書経‐微子〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「津涯」の読み・字形・画数・意味

【津涯】しんがい

岸べ。舟つき。〔書、微子〕今殷は其れ淪喪せん。大水るに、其の、津涯無きが(ごと)し。

字通「津」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android