津築郷(読み)つづきごう

日本歴史地名大系 「津築郷」の解説

津築郷
つづきごう

古代の郷名。天平一二年(七四〇)遠江国浜名郡輸租帳(正倉院文書)に「津築郷」とみえ、二六八人が口分田の班給を受け、田地は三八町余り。郷内の氏姓として山部・日下部・伊福部・敢石部・神人部・小長谷部・土師部・大湯坐部・白髪部などの部姓がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android