日本歴史地名大系 「津袋村」の解説 津袋村つぶくろむら 熊本県：鹿本郡鹿本町津袋村[現在地名]鹿本町津袋内田（うちだ）川の右岸、日の岡（ひのおか）山の丘陵部から平野部にでる南東縁部に位置しており、東は内田川を挟んで庄（しよう）村、南は高橋（たかはし）村、西は上御宇田（かみみうた）村、北は下内田（しもうちだ）村（現菊鹿町）に接する。「和名抄」山鹿（やまが）郡の津村（つむら）郷は、茶臼塚（ちやうすづか）古墳・大塚（おおつか）古墳・平原塚（ひらばるつか）古墳などの津袋古墳群の存在や内田川右岸に条里遺構がみられることから、津袋一帯に比定される。慶長九年（一六〇四）九月の検地帳によれば、田三七町七段五畝余・畑一八町九畝余、分米六〇四石七斗余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
