精選版 日本国語大辞典 「活語」の意味・読み・例文・類語 かつ‐ごクヮツ‥【活語】 〘 名詞 〙① 現在用いられている語。現に生命のある語。⇔死語。② 活用する語。用言や助動詞をいう。「活用語」の古い名称。活用言。[初出の実例]「一つは形状(ありかた)の詞、一つは作用(しわざ)の詞、此二つを合せて、世には用の詞と云。又働く詞とも、活用の詞とも、活語とも云。終りに付くもじ、断れ続きに因りてかはる故なり」(出典:言語四種論(1824))③ 詩文の中でいきいきとはたらいている言葉。表現のかなめとなる語。[初出の実例]「王夜色涼如レ水、臥看牽牛織女星〈略〉二星の盟(ちぎり)をうらやみたほどに、さて臥して看ると云たぞ。ここは心目(ぼく)で看たぞ。是が活語ぞ」(出典:三体詩素隠抄(1622)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例