精選版 日本国語大辞典 「流板」の意味・読み・例文・類語 ながし‐いた【流板】 〘 名詞 〙① 流しに張った板。② 風呂屋などで、客がからだを洗い流す板の間。ながし。[初出の実例]「湯屋の流し版(ナガシイタ)のごとく、己が心を常に磨きて、諸の垢をたけな」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)大意)③ 和船の船首部の台間(だいあい)をふさぐ張板。つまり船首の櫓櫂(ろかい)張りにあたるもの。〔席船諸名集図解〕④ 板葺屋根の縦張にした屋根板。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例