精選版 日本国語大辞典 「流矢」の意味・読み・例文・類語 りゅう‐し リウ‥【流矢】 〘名〙① ながれ矢。流箭(りゅうせん)。〔広益熟字典(1874)〕 〔礼記‐檀弓上〕② 飛んでくる矢。※東大寺文書‐四ノ八・天喜三年(1055)一〇月九日・伊賀守小野守経請文「忽然従二東西一山中流矢如二雨脚一」 〔荀子‐彊国〕 ながれ‐や【流矢】 〘名〙① ねらいをそれて飛ぶ矢。また、どこからともなく飛んで来る矢。それ矢。※今昔(1120頃か)二五「頼時遂に流矢に当て、鳥の海の楯にして死ぬ」② 鏃(やじり)に名字を彫りつけてない矢。〔譬喩尽(1786)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報