流通コスト(その他表記)distribution cost

流通用語辞典 「流通コスト」の解説

流通コスト【distribution cost】

財貨生産費に対応する流通費をさすが、とらえ方はいくとおりもある。広義には、最終消費者価格からもとの製造原価を引いた残りのすべてを指し、これには製造卸売り、小売各段階の販売費ならびに一般管理費、純利益の全合計が包含される。これに対し、製造段階から卸売段階に販売する製造卸価格と、最終消費者価格に販売する価格の差額を流通コストとみるとらえ方もあり、この概念では製造段階の販売費、一般管理費、純利益は含まない。コストの概念を厳格に指示して製造段階、卸売段階、小売段階の販売費および管理費のみを合計し、それぞれの純利益は含ませない解釈も一部にある。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティング流通用語辞典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む