浄心(読み)じょうしん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「浄心」の意味・わかりやすい解説

浄心
じょうしん

12世紀後期から 13世紀前期にかけて活躍した天台宗大原流の声明家。家寛 (けかん) の孫弟子。声明を理論的に整備し,改革した同門の湛智 (たんち) が新流とされるのに対し,浄心は楽理や唱法に古風を保守したことから古流と呼ばれる。この2流はしばらく並存したが,浄心流は衰滅し,今日の大原流は湛智の流れをくんでいる。

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