浄泰寺(読み)じようたいじ

日本歴史地名大系 「浄泰寺」の解説

浄泰寺
じようたいじ

[現在地名]唐津市弓鷹町

しん町の北端に隣接し、清凉山と号す。浄土宗知恩院派。「松浦記集成」に「御朱印地枝去木えざるき村に有り、大猷院様より慶長九甲辰年七月開祖真挙空阿上人、天正十五丁亥年開基、建立施主寺沢志摩守広高公、為御父越中守殿菩提也。一に勝巌院浄泰寺とあり」と記す。

寺伝によれば、上松浦の首領波多氏が神田こうだ村山口に清凉坊を建立し、恵心僧都作の木彫りの本尊阿弥陀如来を祀ったのが始まりで、如来像は「矢負い如来」と称し、数々の奇跡を現した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む