浄潔(読み)じょうけつ

精選版 日本国語大辞典 「浄潔」の意味・読み・例文・類語

じょう‐けつジャウ‥【浄潔】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 清浄でけがれのないこと。清くいさぎよいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「虱去都応身浄潔、禽馴只為意慈悲」(出典本朝麗藻(1010か)下・近来播州書写山中〈具平親王〉)
    2. 「極めて浄潔(ゼウケツ)なる聖念に満たさるる様にならん事を願ふなり」(出典:各人心宮内の秘宮(1892)〈北村透谷〉)
    3. [その他の文献]〔墨子‐節葬下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「浄潔」の読み・字形・画数・意味

【浄潔】じよう(じやう)けつ

清らか。〔墨子、節葬下〕(いやし)くもならば、是れ粢、淨ならざるなり。くも寡ならば、是れ上に事(つか)ふる寡(すく)なきなり。くも亂ならば、是れ祭祀時度ならざるなり。~惟(こ)れ上~之れをてん。

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