浅井寺(読み)あさいじ

日本歴史地名大系 「浅井寺」の解説

浅井寺
あさいじ

[現在地名]西尾市西浅井町 札木

白山神社の北九〇メートル、郷のはずれに建つ。営宝山源空院と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来。大永三年(一五二三)浅井西城主松平十郎三郎康孝の菩提寺として創立。大樹だいじゆ(現岡崎市)の末寺由緒記載に、「営宝山源空院 除地五石三斗三升、境内山林四町余、後柏原院御宇大永三未年松平十郎三郎康孝、当所丸屋敷に在城の砌、菩提所として建て開かれ、浄土長老たる来誉一雲和尚を招請し開山住たらしめる」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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