大檀那(読み)ダイダンナ

デジタル大辞泉 「大檀那」の意味・読み・例文・類語

だい‐だんな【大×檀那】

おおだんな1」に同じ。
「あらありがたの―」〈伎・勧進帳

おお‐だんな〔おほ‐〕【大×檀那/大旦那】

勢力のある檀家。また、布施をたくさん出す檀家。だいだんな。
大旦那)雇い人などが主人父親を呼ぶ敬称。親だんな。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大檀那」の意味・読み・例文・類語

だい‐だんな【大檀那】

  1. 〘 名詞 〙 寺に寄付などをたくさんする檀家。檀家のなかで主だった人。おおだんな。
    1. [初出の実例]「帝王大檀那(ダンナ)として御建立あり」(出典:米沢本沙石集(1283)五末)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android